中学受験のための塾探しをしている方に向けて、大手4大塾の費用目安について解説します。
受験を控えた子どもにとって、通塾はほぼ欠かせない要素です。
しかし、保護者にとっては「中学受験の大手塾の費用はどのくらい?」と悩みのタネともなるのではないでしょうか。
今回の記事では、中学受験対策ができる大手塾の費用についてご紹介します。
塾選びのポイントも詳しく掲載していますので、参考にしていただければ子どもにとって最適な塾を見つけられるはずです。
中学受験の大手4大塾の年間費用
それではさっそく、中学受験大手塾の費用についてご紹介していきます。
今回は「日能研」「四谷大塚」「SAPIX」「早稲田アカデミー」と、4つの塾の年間費用をまとめました。
①日能研の年間費用
日能研の年間費用は、約110万円ほどです。
1ヶ月ごとに費用を納める形式となっていますが、それぞれの費用は学年によって変わります。
学年が上がる頃に費用も高くなる傾向で、2年生であれば1ヶ月あたり9,460円ですが、4年生になると20,000円前後に。
6年生では26,400~47,520円となります。
学年ごとの1ヶ月あたりの授業料を見てみましょう。
【授業料[1]】
- 2年生:9,460円
- 3年生:11,440円
- 4年生:17,160~22,800円
- 5年生:21,340~34,870円
- 6年生:26,400~47,520円
年間110万円ほどの費用がかかるのは、6年生の通塾にかかる費用です。
年間費用の中でも高額にあたります。
日能研に通塾するのであれば、最大約110万円ほどの年間支出があるかもしれないと考えてください。
②四谷大塚の年間費用
四谷大塚では、年間約110万円ほどの費用がかかります。
日能研とそれほど変わりません。
コースによって費用が変わるため、英語コースを選択する場合は、費用を比較的安く抑えられます。
中学受験対策ができる本科コースであれば小学校4年生からは1ヶ月あたりの費用が36,300円~となります。
下記が4年生以上の授業料です。
【本科コース授業料[2]】
- 4年生:36,300~39,600円
- 5年生:45,900~49,500円
- 6年生:55,000~85,800円
基本的に年間100万円ほどの出費があると考えていただければ問題ありません。
③SAPIXの年間費用
SAPIXでは1年につき、約125万円の費用がかかり、ご紹介する大手塾の中では最も高額である結果となりました。
授業料は学年により変わり、中学受験を控えた学習をする4年生以上ともなると、一気に授業料が跳ね上がります。
それぞれの学年ごとの授業料は以下のようになります。
【授業料[3]】
- 1年生:22,000円
- 2年生:23,100円
- 3年生:25,300円
- 4年生:45,650円
- 5年生:57,750円
- 6年生:66,000円
授業料には各種テスト費用や教材費、冷暖房費が含まれています。
そのため別途費用が請求される他の塾と比べると、それほど変わらない可能性もあります。
一見すると高額に見えますが、料金体系がシンプルなため、費用の計算がしやすく予算を立てやすいでしょう。
④早稲田アカデミーの年間費用
最後に早稲田アカデミーの年間費用は、約120万円です。
中学受験コースは学年別に5コース用意されており、1ヶ月あたりの授業料は次のようになります。
【授業料】
-
- スーパーキッズコース(1年生・2年生):17,800円[4]
- ジュニアコース(3年生):2科あたり14,000円[5]
- Sコース(4年生):31,800円[6]
- Sコース(5年生):51,300円[7]
- Sコース(6年生):52,200円[8]
SAPIXも同様でしたが、中学受験対策が本格化してくる4年生から授業料が上がります。
多くの方が中学受験は3年生もしくは4年生から始めることを考えると、年間費用は100万円以上になる可能性が高いと考えられるでしょう。
中学受験の塾費用の内訳
中学受験のために大手塾に通塾するなら、かかる費用は授業料だけではありません。
通塾のためには授業料以外にも、入会金や教材費、模試費用などが必要となります。
そのため単純に、ご紹介した授業料を12ヶ月分で計算しても年間の費用とはなりません。
それでは中学受験のための通塾にはどのような費用がかかるのか、内訳について詳しく見ていきましょう。
入会金
塾に入会するときに支払うのが「入会金」です。
金額は多くの場合、20,000~30,000円ほど。
入会時のみ発生する費用であり、塾によっては入会金無料キャンペーンを行うこともあるため、比較的節約しやすい項目です。
学年により入会金の金額が異なることもあり、3年生までであれば10,000円前後の入会金で通塾し始められることもあります。
入会金を節約するのであれば、3年生までに通塾を始めたほうが良いかもしれません。
教材費
続いてはテキストなどの購入費用である「教材費」です。
教材費は塾によって大きく異なり、授業料に含まれている場合もあります。
金額は年間20,000~40,000円前後のところが多く見られます。
教材費は通塾している限り、継続的に発生する費用です。
もし費用を抑えながら大手塾の中学受験コースを受けたいと思われるなら、教材費はあらかじめ確認しておきましょう。
模試・テスト費
「模試・テスト費」は、定期的に実施される模試やテストを受けるためにかかる費用です。
金額は1回につき数千円ほど。
テストや模試の回数と学年によりますが、年間で50,000~100,000円程度かかります。
学年が上がるほどテストの回数も増えるため、模試・テスト費も高額になります。
中学受験対策を行っている大手塾であれば、模試・テスト費はほぼ必ず必要となるでしょう。
施設維持管理費・諸経費
「施設維持管理費・諸経費」とは、塾の維持に必要となる費用のことを指します。
たとえば水道光熱費、備品購入費、コピー代、建物管理費などです。
金額は1ヶ月あたり2,500~7,500円程度であり、塾によって異なります。
塾によっては授業料に含まれている場合もあります。
施設維持管理費・諸経費も毎月必ず支払わなければならない費用であるため、事前の確認が大切です。
特別講習費
夏期講習・冬期講習・受験前講習などの、短期講習受講のためにかかる費用が「特別講習費」です。
短期間の講習ではありますが、年間250,000~400,000円程度かかることが多いでしょう。
大手塾で中学受験対策を行う費用の中でも、かなり高額の支払いとなるため金銭的負担が大きくなります。
通塾にかかる費用の中でも、特別講習費は大きな支出にあたります。
中学受験の大手4大塾に向いている人
最初に中学受験対策ができる大手塾について費用をご紹介しました。
しかし、塾は費用だけで選べるものではありません。
費用以外にも検討すべきポイントがあります。
そこでこれから塾を選びたいと思われている方に向けて、中学受験の大手4大塾に向いている人を解説します。
それぞれの塾の特徴を踏まえたうえでご紹介しますので、どの塾にすべきか迷われている方はぜひ参考にしてください。
向いている人①日能研に向いている人
まずは日能研に向いている人からご紹介します。
【向いている人】
- しっかりと復習ができる
- 主体的に学習できる
- 詰め込み型の学習が苦手である
- 思考力を高めたい
日能研では、復習を重視した学習を行っています。
校舎によっては予習禁止を謳っていることもあり、学習した後に家庭で復習をし、見直しと振り返りを行うスタイル。
そのため、復習を重視できる子どもに向いています。
ただし宿題の量は多くありませんので、復習と宿題で子どもが大変になってしまうことはありません。
授業の雰囲気は比較的穏やかで、塾や家庭で主体的に学習できる子どもに適しています。
子どもに思考させるタイプの授業であり、基本的な思考力向上を目指すうえでも役立つ塾です。
向いている人②四谷大塚に向いている人
四谷大塚に向いているのは次のような人です。
【向いている人】
- 学力が思わしくない
- 予習の正しいやり方を学びたい
- マイペースに学習したい
- こまめに成長を実感したい
四谷大塚は「予習シリーズ」を中心とした授業を行うことが特徴です。
予習ナビ・復習ナビと呼ばれるサポートも用意されており、予習を重視した塾であると言えるでしょう。
そのため学校での学力が思わしくなく、予習・復習のやり方を習得したい目的であればピッタリです。
塾の雰囲気は厳しくなく、マイペースな子どもでも無理なく自分のペースで学習を進めていけるでしょう。
毎週テストが行われるので、こまめに成長を実感することでモチベーションが上がるタイプの子どもに適しています。
厳しい雰囲気や速い授業展開が少ないため、着実に成績を伸ばしやすいでしょう。
向いている人③SAPIXに向いている人
続いてはSAPIXに向いている人についてです。
【向いている人】
- スピーディーな授業についていける
- 家庭学習や宿題を積極的にできる
- 穏やかな雰囲気が好き
- 自分で学習管理ができる
- 合格実績が高い塾を選びたい
SAPIXの大きな特徴は、授業がスピーディーなことです。
かつ授業時間が長いため、1回の授業で多くの情報を得られるでしょう。
しっかり学べる塾であるとともに、授業のスピードについていけなくなる子どももいます。
そのため自分で学習管理ができ、家庭学習や宿題を積極的に行える子ども、スピーディーな授業についていける子どもに向いています。
クラスの雰囲気は穏やかなことが多く、塾で多くの友人を作る子どもも少なくありません。
もし穏やかな雰囲気が好きな子どもであれば、学習意欲とともに授業への関心が高まることも考えられます。
合格実績が多い塾のため、費用だけでなく実績を重視して塾を選びたい方に適しています。
向いている人④早稲田アカデミーに向いている人
最後に早稲田アカデミーに向いている人の特徴をご紹介します。
【向いている人】
- サポートの充実度を重視している
- 少人数で切磋琢磨しながら学習したい
- 宿題をしっかりこなせる
- 緊張感のある授業でやる気が起きる
- セミナーやイベントに参加したい
サポートが充実していて、面倒見の良い塾と定評があるのが早稲田アカデミーです。
細かなところまで柔軟に対応してほしいと思われている方に向いています。
そしてその他、授業に緊張感があり、切磋琢磨できる環境であることが特徴的です。
和気あいあいとした雰囲気よりも、少し厳し目な環境のほうがやる気が起きる子どもであれば、志望校合格に近づけるかもしれません。
セミナーやイベントも多く開催されるため、知見を広げる意欲のある子どもにもおすすめします。
自分に合った塾を選ぶポイント
中学受験のために塾に通うと言っても、塾によってそれぞれ特徴が異なることを解説しました。
子どもの性格と塾の特性との相性によって、志望校合格の如何が決まることもあるでしょう。
これから塾を選ぼうとしているなら、次の3つのポイントを意識しながら選んでください。
ご紹介する内容を押さえておけば、効率よく子どもに合う塾を選べるはずです。
ポイント①費用
中学受験のために大手塾を選ぶなら、費用面も重要な確認ポイントです。
最初に解説したように、中学受験対策ができる大手塾では、高額な費用がかかりがちです。
模試やテストを受けたり、短期講習を受けたりする際に、決して安くはない費用が必要となります。
費用は塾によって変わるもの。
予算内で通えるように事前に年間の出費を計算して、できるだけ費用を抑えられるようにしましょう。
もちろん塾選びは費用だけで決められるものではありません。
中学受験対策であれば、3年間ほど継続的に通うことになることもあるでしょう。
家計の負担にならないように、予算内で支払える費用の塾を選ぶことはとても大切です。
ポイント②志望校の合格実績
続いてのポイントは志望校の合格実績です。
「志望校に合格すること」が中学受験のための大手塾通塾の目的。
目的を達成するために通塾する以上、志望校への合格可能性は高めておきたい点です。
塾によって得意としている受験のジャンルは違いますし、もちろん合格実績も違います。
大手塾ではほとんどの場合、公式サイトやパンフレットなどで合格実績を公表しているはずです。
そして合格実績の多い学校にかんしては、受験の情報を多く持っていると考えられます。
中学受験のために大手塾を選ぶなら、費用だけではなく合格実績も重要な要素です。
志望校への合格実績が高い塾を選ぶようにしましょう。
ポイント③指導方針や環境
最後に指導方針や環境についても確認しておきましょう。
指導方針と環境は、子どもの性格に合っていることが大切です。
たとえばマイペースな性格の子どもであれば、スピードの早い授業についていけなくなるかもしれません。
反対に多くの子どもと切磋琢磨することでやる気が出るタイプの子どもなら、和気あいあいとした雰囲気でモチベーションが低下してしまうことも。
塾ごとの指導方針や授業環境を把握して、子どもの性格に合うところを見つけることが重要。
子どもに合った環境であれば学習意欲が高まり、塾に通うことが楽しみになる可能性もあります。
中学受験の塾を選ぶ際のNG行動
中学受験対策の塾を選ぶなら、選ぶ際のNG行動も知っておいてください。
選ぶときのポイントとともにNG行動を知っておくことで、選んだ塾への満足度がより高まるはずです。
NG行動①大手だからという理由のみで決める
まずは「中学受験の大手塾だから」との理由だけで決めてしまうことです。
大手塾はテレビCMを流していることもあり、広く名前を知られている「ブランド」のように感じてしまいませんか?
多くの子どもが通っており、知名度も高いため安心感を持つ方もいます。
しかし、有名な大手塾だから子どもに合うわけではありません。
子どもによっては個人塾のほうが、ストレスなく快適に学習できることもあります。
子どもとの相性を見極めたうえで大手塾を選ぶのであれば問題ありませんが、「大手塾だから」との理由で選ぶことは避けましょう。
NG行動②コストパフォーマンスを重視する
コストパフォーマンスを重視することも避けたいNG行動のひとつです。
中学受験のために大手塾に通おうとすると、やはり費用が気になるもの。
保護者としては、できるだけコストパフォーマンスの高い塾に通わせたいと思うはずです。
しかし、低コストの塾の中には、授業や講師の品質が低いところもあります。
せっかく費用を支払って通塾させたとしても、効果がいまひとつであれば意味がありません。
コストパフォーマンスも大切ですが、「中学受験に成功すること」が重要な目的です。
費用面だけでなく、授業や講師の品質も見極めたうえで選ぶことを忘れないでください。
NG行動③他者の意見や口コミを鵜吞みにする
他者の意見や口コミをそのまま信じるのは避けましょう。
実際に塾を利用した方による感想は、最も信じられるものだと思ってしまう方もいるものです。
確かに経験者の声は貴重な判断材料となりますが、鵜呑みにしてしまうのは危険です。
塾の名前を検索すると、インターネット上で簡単に口コミを確認できます。
友人・知人からの意見を参考にすることもあるかもしれません。
しかし、先に解説したように、塾選びで大切なのは子どもとの相性です。
悪い評判を耳にしたとしても、その子どもに合わなかっただけとも考えられます。
逆に良い評判であっても同じです。
他者の意見や口コミは参考程度に留め、子ども自身に合うかどうかを基準にして選ぶようにしましょう。
NG行動④子どもの友人と同じ塾に通わせる
子どもの友人と同じ塾に通わせるのも注意が必要です。
仲の良い友だちがいれば、楽しく塾に通えるのではないかと考える保護者の方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ご自身の子どもと子どもの友人とでは、性格も志望校も学力も違うはずです。
子どもにとって良い塾であるとは限りません。
また、友人がいるとつい授業中におしゃべりをしてしまったり集中できなくなったりすることもあります。
子どもの友人と同じ塾に通わせるのは、学習にとってプラスにならないこともあると知っておいてください。
NG行動⑤自宅から遠い塾に通わせる
続いてのNG行動は、自宅から遠い塾に通わせること。
なぜなら安全面で不安が生じたり、通塾で疲弊してしまったりすることがあるためです。
目安としては、往復で2時間以上かかる塾は避けたほうが良いでしょう。
自宅から遠いところに志望校合格率が高い塾があったり、優秀な先生がいると聞いたりすれば、通わせたくなるかもしれません。
しかし、通塾のための時間も子どもにとっての負担となります。
負担が大きくなりすぎて疲労が溜まる、学習の時間が取れないなどの状態になってしまえば、逆効果となってしまうでしょう。
できるだけ自宅から近い塾の中から、子どもに合ったところを選ぶことが基本です。
NG行動⑥保護者説明会に参加せずに判断する
保護者説明会に参加せずに塾を決めてしまうことも避けたい行動のひとつです。
説明会は塾や講師の雰囲気、クラスや一緒に学ぶ生徒の様子を確認できる貴重な機会となります。
塾に通い始めてから「「思っていた塾と違った」と後悔しないためにも、保護者説明会には参加することをおすすめします。
NG行動⑦体験授業の雰囲気のみで決める
最後のNG行動は、体験授業の雰囲気のみで決めてしまうことです。
塾によっては体験授業のみ「入塾してもらいやすい授業」を行っていることがあります。
保護者説明会や体験授業に参加することは、塾選びを成功させるために欠かせないことです。
しかし、体験授業に参加して雰囲気が良かったとしても、それだけで塾を決めてしまうことは危険です。
他の塾の体験授業や評判、保護者説明会の内容も踏まえて総合的に検討しましょう。
中学受験の大手4大塾以外を検討すべきケース
最初に中学受験のための大手塾について費用をご紹介しました。
しかし、中学受験対策を行っている塾は、先にご紹介した4大塾だけではありません。
場合によっては4大塾以外を検討したほうが、最終的に良い結果となることもあります。
大手4大塾以外を検討すべき4つのケースについて解説しますので、塾選びのポイントとともにあわせてご覧ください。
ケース①大手塾に通っているものの偏差値が伸びない
もし大手塾に通っているものの、偏差値が伸び悩んでいるならその他の選択肢を検討すべきでしょう。
目安としては、中学受験を控えて大手塾に通っている状態で、偏差値50以下である場合です。
もしかしたら今通っている塾の教育方針やカリキュラムが、子どもに合っていないのかもしれません。
基本的に大手塾は、成績上位者に合わせたカリキュラムとなっています。
しかし、中規模・小規模の塾や個人塾であれば、子どもの学力に合わせたカリキュラムを組んでくれるはずです。
偏差値が伸び悩んでいる場合は、大手塾よりも小規模な塾のほうが、きめ細かい対応による学力向上が期待できます。
ケース②得意科目と苦手科目の差が大きい
得意科目と苦手科目の差が大きい場合も、大手塾以外を検討すべきケースです。
大手塾では生徒に対するカリキュラムが一律であり、苦手科目克服がしにくいと考えられます。
その点、中小規模の塾や個人塾であれば、子どもに合わせたカリキュラムを組んでもらいやすいため苦手科目を克服しやすくなるでしょう。
たとえば国語は90点以上取れるのに、算数は70点ほどしか取れないなどの状況が当てはまります。
得意科目と苦手科目の差が大きいようであれば、大手塾よりも中小規模の塾や個人塾が向いているかもしれません。
ケース③習い事と勉強を両立させたい
習い事と勉強を両立させたいケースについてです。
もし塾での学習だけでなく、習い事にも一生懸命取り組んでほしいと思われるなら、大手4大塾は向いていません。
なぜなら大手塾では成績によってクラス分けが行われるため、授業のスケジュールが固定されるためです。
もしかすると塾と習い事のスケジュールが重なってしまうこともあるかもしれません。
両立させるのであれば、大手塾は避けるべきでしょう。
ケース④偏差値にこだわりがない
中学受験を目指していたとしても、偏差値にこだわりがないようであれば大手塾以外も検討してみてください。
大手塾では多くの場合、難関校合格を目指すカリキュラムが組まれています。
しかし、中学受験をする方の中には、難関校合格を希望していない方もいるものです。
もし偏差値にこだわりがないのであれば、マイペースに学習できる塾のほうが合っているかもしれません。
大手塾が合っているなら問題ありませんが、中小規模の塾や個人塾を選択肢のひとつとする考えもあります。
中学受験で大手塾を選ぶなら費用以外のポイントにも注意して
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、中学受験のための大手塾の費用がご理解いただけたと思います。
ただし、費用だけで塾を選ばないでください。
重要なのは、子どもに合った学習環境かどうかです。
早慶ネクシアでは1対1の担任制個別指導を採用しており、子どもに合った授業を提供できるよう心がけています。
子どものペースを尊重しながら早慶合格も目指せますので、中学受験のための塾探しをされているならぜひお気軽にご相談ください。
■早慶ネクシア | どうしても早慶に合格したい方はこちら
■早慶ゼロワン | 早慶付属中学校や付属中の受験を得意とする塾
【早慶ゼロワン校舎案内】
[1]参照:日能研:通い始める前に
[2]参照:四谷大塚ドットコム:受講料
[3]参照:SAPIX小学部:よくあるご質問
[4]参照:早稲田アカデミー:小学1・2年生対象 スーパーキッズコース実施要項
[5]参照:早稲田アカデミー:小学3年生対象 ジュニアコース実施要項
[6]参照:早稲田アカデミー:小学4年生対象 Sコース実施要項