【中学受験】偏差値40台から脱出!基礎固めで『偏差値50の壁』を破る戦略TOP5
皆さん、こんにちは。
幸せな中学受験の道先案内人で、
中学受験コンサルタントの野田英夫です。
今回は、多くのお母さま方が「わが子の成績が伸びない」と苦しむなか、その最初のハードルとなる「偏差値50」についてお話ししたいと思います。
皆さんの中には、
「うちは偏差値40台で苦しんでいる」
「偏差値50が果てしなく遠い」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、この壁を越えられないのは、実力不足ではありません。
「やり方」に問題があるのです。
偏差値50は、決して”応用問題”で達成する壁ではありません。
ここを多くの方が勘違いされていることです。
”基本問題”をしっかり得点できたら、必ず達成できるのです。
そのために、非効率な努力を捨て、
戦略的な学習に切り替える「戦略TOP5」をご紹介します。
偏差値50達成を阻む最大の敵:「非効率な努力」
偏差値50に満たない多くの生徒は、実はムダな努力をしています。その最大の要因は、大手塾のテキストにある難しすぎる応用問題に時間を奪われていることです。
難しくて思考停止している瞬間、ありますよね。難問に時間を費やしているから、肝心な基本問題が取りこぼしになるのです。
この非効率な努力をやめ、戦略的な行動に切り替えましょう。
偏差値50を確実に達成する【戦略TOP5】
第5位:勉強時間を確保する
そもそも論ですが、物量こそ命です。最低限の学習時間が確保できていない状況では、よほどの能力がない限り、偏差値50は難しいハードルです。
塾の授業のない日なら、小学4年生なら1日1時間、5・6年生なら2時間以上は集中して取り組む時間が欲しい。この物量を確保するために、学校から帰宅後、ダラダラするだけの時間を減らしましょう。「やり始めるハードル」を下げる工夫が効果的です。
第4位:基礎に集中し、「応用問題」を捨てる
大切なのは、徹底した”選択と集中”です。
難しすぎる応用問題は、一旦無視で大丈夫です。取り組む問題を減らす代わりに、取り組むと決めた問題だけは完璧に解けるようにする。冷静に考えて、それが完璧にできていないから、テストで基礎問題が取りきれないのです。
第3位:反復を極め、「解ける状態」を習慣化する
取り組む問題の選択をしたら、それを完璧に解けるまで定着させる必要があります。重要なのは、毎回「確実に解ける状態」に持っていくことです。
自力で完結:同じ問題を解くけれど、毎回間違えるのは、確実に解ける状態にしていないからです。最終的には、即座にペンが動く状態になるまで定着させていきましょう。間違えた問題は、最初は解説を見ずに、初めから最後まで自力で解き切ることを徹底してください。解答解説で確認するのは、その後で十分です。
第2位:知識の定着方法を極める
理科・社会などは基本知識の定着を完璧にすることを心がけましょう。
その都度完璧に:基本知識は、その都度完璧に覚えきり、定着させることを意識してください。一旦覚えた知識も、時間の経過とともに忘れてしまいますが、その都度、完璧を心がけるのです。
アウトプットを意識:暗記単元の時は、問題を解く時間よりも、着実に暗記し、定着させていくことに時間を割くのが効率的です。問題を解いて満足して、必要な知識が頭に入っていなければ点数にはなりません。
第1位:最大のハードル「ケアレスミス」を減らす
偏差値50を達成させるための最大のハードルは、ケアレスミスです。
ミスパターンの自覚:大事なのは、間違いやすい行動を取らないことです。写し間違いや、問題文を最後まで読まないミスなど、自分のミスパターンを自覚できるかが重要です。こういう癖は親御さんが言ってもなかなか聞かないものですが、塾の先生に代わりに言ってもらうなど、誰かに任せるのが一番効果的です。
まとめ:「行動」を仕組み化すれば道は開ける
偏差値50は、意思や根性ではなく、戦略的な「習慣化」で達成できる壁です。
今回ご紹介した戦略を日々の学習に取り入れ、ムダな努力を報われる努力に変えてください。偏差値50を超えてくると、選択の幅も広がり、自信につながります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また!
中学受験コンサルタントの野田英夫でした。


