【中学受験の疑問】受験直前期の1月は学校を休ませた方がいいですか?
皆さん、こんにちは。
中学受験に維新を起こす男
中学受験コンサルタントの野田英夫です。
今回は、小6受験生のお母さまからのご質問に答えます。
「いつも先生のブログを読ませていただきましてありがとうございます。
受験直前の1月中、小学校を休ませた方がいいでしょうか。
塾の直前講座と、ネットの「休むと落ちる」というコメントで迷っています。」
【野田先生からの回答】
後悔をなくすために、休ませることに賛成です。
結論から申し上げますと、私は、1月中に学校を休んで勉強することに基本的に賛成です。
理由はシンプルです。
受験に絶対はなく、やれることはすべてやって受験に臨んだ方が、結果的に後悔しないと考えるからです。
- 精神的な安定とリスク管理
受験直前期に、お子さんの精神的な安定を乱す要素は徹底的に排除すべきです。
無用なストレスの回避
受験しない子が、配慮のない言葉を投げたり、「落ちてしまえ!」などと心無いことを口にしたりするケースは珍しくありません。
本気で臨んでいる受験生にとって、こうした冗談は深刻なストレスとなり、メンタルを乱します。
体調管理のリスク
こちらが予防していても、マスクをしない、咳を手で覆わないなど、受験しない子から風邪やインフルエンザをうつされるリスクが高まります。
体調不良は、お子さんが積み重ねた努力を水の泡にしてしまいかねません。
- 時間の確保と「戦略的な学習の総仕上げ」
「1月に学校を休んだ子は落ちる」などというコメントは、根拠がない心無い言動です。努力がムダになることはありませんし、時間が足りないと感じているのであれば、有効活用すべきです。
過去問演習の徹底
集団塾に通っている受験生の多くは、志望校の過去問対策が不足している傾向があります。
1月は、志望校の入試を想定して朝から本番の時間で入試問題演習~解き直しをする最高の時期です。
学習環境の最適化
自宅で集中できる環境がない場合は、自習室を完備している塾に通わせる選択肢を強くお勧めします。
集中力を高める静かな環境と、学習管理や質問対応が可能なサポート体制が整っていることが、成果に繋がります。
この時期に勉強することは、非効率な「積み上げ式学習」ではなく、戦略的な総仕上げにあたります。
結論として、私はお子さんが後悔しないよう、最善を尽くすことを推奨します。
すべてやりきって受験に臨んでください。
受験は3カ月先になりますが、吉報をお待ちしています。
では、皆さまからの質問待っています。
中学受験に維新を起こす男
中学受験コンサルタントの野田英夫でした。

